当社ではお使いの機器に関わる様々なセキュリティ対応について判り易く発信してまいります。
さて、アップル(Apple)は、iPhoneやiPadの利用者に対し、「iOS 16.5.1 (c)」「iPadOS 16.5.1 (c)」を日本時間7月14日未明にリリースしています。
これはリリース済みの「緊急セキュリティ対応」の「iOS 16.5.1 (a)」「iPadOS 16.5.1 (a)」において、一部のWebサイトが正しく表示されない不具合が見つかったための処置となります。先にこの不具合の為に「iOS 16.5.1 (b)」「iPadOS 16.5.1 (b)」のリリースが予告されていましたが、「iOS 16.5.1 (c)」「iPadOS 16.5.1 (c)」により対応がされました。
基本自動更新を止めていない限りは自動的に更新されますが自動更新の設定は以下で確認できます。
- 「設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」>「自動アップデート」を選択
- 「セキュリティ対応とシステムファイル」がオンになっていることを確認します。
なお、現在のバージョンを確認する方法は以下です。
- 「設定」>「一般」>「情報」を選択
- IOSバージョン(iphone)またはipadOSバージョン(ipad)に表示されるものを確認してください。
参考:今回の緊急セキュリティ対応は悪意のあるWeb コンテンツにアクセスすると、任意のコードを実行される可能性がありApple ではこの脆弱性が悪用された可能性があるとしてリリースされたものです(CVE-2023-37450)。