アドビ社から Adobe Acrobat および Reader に関する脆弱性（APSB23-30）が公表されています。

アドビ社からは、過去に攻撃者の標的になったことのない脆弱性と報告されており、危急な危険性は低いですが汎用的に使われるアプリケーションであり、万が一悪用された場合にはセキュリティ機能を回避される恐れがあるためバージョンアップが推奨されています。

対象は以下となります。

Acrobat DC(Continuous)
23.003.20244 およびそれ以前のバージョン (Windows)
23.003.20244 およびそれ以前のバージョン (macOS)

Acrobat Reader DC(Continuous)
23.003.20244 およびそれ以前のバージョン (Windows)
23.003.20244 およびそれ以前のバージョン (macOS)

Acrobat 2020(Classic 2020)
20.005.30467 およびそれ以前のバージョン (Windows)
20.005.30467 およびそれ以前のバージョン (macOS)

Acrobat Reader 2020(Classic 2020)
20.005.30467 およびそれ以前のバージョン (Windows)
20.005.30467 およびそれ以前のバージョン (macOS)

更新の方法はインターネット接続が更新には必要となります。
Acrobatのアプリケーションを起動してからヘルプからメニューをたどって「アップデートの有無をチェック」から更新プログラムを起動してください。

なお現在のバージョンを知るには「Adobe Acrobat Readerについて (*Acrobat Readerの場合)」を選択してください。